簿記2.0

イマドキの簿記勉強方法。

簿記試験におけるテクニックの重要性

簿記の問題を解いている時、いつも考えていることがありました。

「みんなどうやって解いてるんだろう。」

 

これは有価証券の評価の仕方ってどうやるんだろうとか、減損の回収可能額ってどうやって算出するんだろうとかっていう意味ではありません。これらは個別問題の反復練習で理解を深めることでどうにかなります。

私の疑問は、解いた問題を、どうやって整理しているかって話です。

 

長年簿記を勉強していると、やれ減損だ、やれリースだなんていった個別問題は解けるようになります。しかしながら、本試験では別です。

 

減価償却累計額の集計間違った」

「売上値引を売上から引いてなかった」

「有価証券運用損益を転記してなかった」

 

これらは、個別問題が解けるレベルでも発生してしまうミスです。ミスの原因は、問題を解き終えたデータの整理が上手くいかなかったこと、つまり、問題を解くテクニックが身についていなかったことにあります。

 

簿記の問題は、アスリートちっくな部分があります。練習は本番のように、本番は練習のように、という言葉があるように、簿記の試験も、自分のいつも通りのやり方で問題を解くことが合格の鍵となるでしょう。そのために、「いつも通り問題を解くやり方」、言わばテクニックを身につける必要があります。

 

本ブログでは、問題を解く際の集計方法、メモの取り方、問題を解く時に私が考えることをまとめました。簿記試験に挑むみなさんの、少しでも力になれたらなと思います。