(簿記初心者講座)簿記の資産・負債・収益・費用は、借方貸方どっち?これだけ覚えればOK!
勘定科目の貸方借方について
簿記 3 級の最初の壁、仕訳の貸借ってどっちに書けばいいのってなりますよね。
テキストを開くと、こんな図を使って解説しているかと思います。
こういう図を暗記して、資産増えたらうれしいから左ってことは
売上も増えたらうれしいから左だなって思ったら右だった、
なんて思った人も多いはず。
このよくある図を暗記しているだけだと、勉強が進むとだんだん混乱してくるんじゃないかと思います。
この貸借、ひとつだけ覚えてしまえば、基本的に貸借で迷うことはなくなります。
それは、
現金(預金)の位置だけを覚える
現金(預金)は増えたら左、減ったら右。
これだけです。
ほんとこれだけ。
例えば、商品を 100 円で売りました。
現金は増えますね。仕訳にすると、
現金/
あとは、空いた箇所に「売上」と入れるだけ。
仕訳にすると、
現金/売上
これで完成です。売上は右左で悩むことなんてないでしょう?
仕入れや経費の支払いも同じです。
例えば、商品を100円で仕入れました。
お金が減るので、右ですね。仕訳にすると
/現金
あとは空いた左側に「仕入」と入れるだけ
仕入/現金
費用項目もこれでバッチリ。簡単でしょう?